2005年06月

『歌わせたい男たち』チケット代振込を!

 観劇参加予定者のあなたへ!

 てっちゃん、紺ちゃん、ちゃららさんからの入金が確認できたので、昨日、4枚(私の分を含む)だけチケットを引き取ってきました。

 4枚単位で交換です。7月1日までに引き取らないと無効になります。レモンクリームさんからは振り込んだとの連絡がとどきましたが、他の皆さん、至急、チケット代を振り込んでください! 5800円です。私に立て替えさせようなんて考えないでねっ。ブランチさん、ひろさん、YASUさん!

ぽか〜ん


 休講が入ったので、今日は午前中が暇に。見逃していた映画『Shall we Dance?』でも観に行くかな、と公式サイトをチェックしたら…京阪神での上映は昨日28日で終わっていた……ぽか〜ん。なんとも間抜けな気分である。よほど縁がなかったのねぇ、この映画とは。

 せっかくの女性割引デーなのに残念だ。とはいえ、いま上映されている映画に見たいものは一つもない。いまさら『電車男』でもあるまいしね(ははは)。結局、早めに大学に行ってお勉強でもするしかないようだ(さすが! 学生の鏡! 笑)。

 『電車男』は、2ちゃんねるのスレッドを、たぶんほとんど読んでいる。ネタ(作り話)だという噂もあるが、そんなもん、どっちでもよかろうという内容である。

 秋葉原にぞろぞろいるタイプのおタク青年が、帰宅する電車の中でおばちゃんや若い女性を助ける(というほどでもないが)。すると若い女性から、エルメスのティーカップがお礼に送られてくる。これが事実かどうかは分からないが、「電車男」は2ちゃんでこの経緯を紹介し、読み手にどうすればいいかと相談を持ちかける。2ちゃんねらーが好き勝手なこと(アドバイスも含む)を書き込み、「電車男」がそれに倣って彼女とのデイトをめざして髪を切り、ファッションを変え、あれやこれやのアドバイスに従って何度か彼女とデイトを重ねるうちに、ついに両思いになる、というお話し。「エルメス」と名付けられた女性には摂食障害があって、細すぎて気持ち悪いと言われたことがあるらしいが(笑)。

 おもしろかったのは、「電車男」より2ちゃんねらーの書き込みの方である。たとえばファッション。「ユニクロ」はダメで「コムサデモード」なら合格だとか、ヘアカットも理髪店ではなく美容院がいい…ってな按配で、いまどきの10代後半〜20代とおぼしき男子の意識や感覚(メディアやショップの戦略にいかに乗せられ、また対応しているか、など)が伝わってくる。2ちゃんねらーを観察する楽しさで、私は「電車男」を読んでいたような気がする(笑)。

 さて、アホ話はこれくらいにして、でかけるとするか。

 

蒸し蒸しムシムシ…飛んでけー!!(保育園児の気分で。笑)

 ったく、なんて蒸し暑い空梅雨なのだろう。不快指数180%である。
 とはいえ、夜になると冷風が入ってくるので、はね奴、まだ扇風機も出しておりません。西日の射す明るい時間帯に部屋にいることはまずないしね(苦笑)。

 ただいま午前1時過ぎ。食後2時間は起きていようと努力している。風呂上がりなので本当に汗が引かないのだが、限界まで(笑)扇風機なしで頑張るんである。この夏はこれまでにない暑さが予想されるので、いまから耐性をつけておくのだ。

 ごろごろにゃーん
 絵本作家の長新太さんが亡くなった。先週の講座で、『ごろごろにゃーん』の話をしたばかりだったので、符合の一致に不思議な思いがした。講座で話したのは次のような内容だ。

 その昔、同じ団地に住んでいた友人の娘さんは、うちに来ると迷うことなく絵本の棚に向かい、必ずこの本を引っ張り出しては、「おばちゃん読んで」とせがんだ。ページをめくってもめくっても、「ごろごろ にゃーん ごろごろ にゃーん と ひこうきは とんでいきます」という同じ文章が繰り返されるだけ。それでも保育園児(年少さんだったかな?)の彼女は大喜びで、「ねこがおさかなつってるねー」「ねこが○○しているねー」と、これまた毎々毎回楽しそうに私に同意を求めるのだった。彼女のワクワクぶりが私にもしっかり伝わってきた。

 さて、ようやく食後2時間経過したかな? 明日は朝が早い。横になったらすぐに眠りにつくことだろう。

DVD三昧?

 先週アタマのことだが、大阪駅地下にあるブックス・キオスクで、ワンコインDVDが販売されていた。1枚500円だぜ、税込で! 設置されたテレビ画面では『アニーよ銃を取れ!』が上映(?)中。画面はきれいだ。どうやら著作権期限が切れたものばかりらしい。……とすると、私の欲しいものがあるかも?

 あるある、ありますね〜懐かしい作品が! 『自転車泥棒』なんてのもあったが、なんせ暗い話なのでこれは遠慮して、2枚を購入した。1942年(戦時中)に製作された『カサブランカ』、そして1949年作の『第三の男』、どちらも私が生まれる前の作品、もちろんモノクロである。

 第二次大戦中・戦後の混乱の中、オモテ(権力)とウラ(闇、違法行為、レジスタンス…)の接面が「物語の生まれる場」である。102分、105分と、最近の映画に比べれば短いが、それだけに無駄な描写がなく、心地よい緊張感が最後まで持続する。

 今回初めて知ったこともあった。映画好きには常識なんだろうけど。
 『カサブランカ』の舞台は仏領モロッコ(アフリカ)。ナチスへの抵抗運動の指導者が収容所を脱出し、アメリカに亡命するためにこの町へやってくる。彼をスパイに、さもなくば「抹殺」したいと目論むナチスの軍人と、その配下たち。実は、これらの役を演じたのはユダヤ人なのだそうだ。

 自分たちを皆殺ししようとしている(戦時中に作られた映画だ)憎むべきナチス軍人を自ら演じるユダヤ人俳優たち。その精神の強靭さ、事態と真正面から向き合う姿勢に敬服しつつ、2度目を見た。続きを読む

秋は二兎社!


 注目、注目! うさぎや晩秋の恒例行事、二兎社秋の大阪公演 観劇希望者は、27日朝8時50分までにご連絡ください!!

 11月23日(祝日/水曜)、梅田のシアタードラマシティで、二兎社の新作『歌わせたい男たち』公演が行われます。時は3月、都立高校の卒業式当日。「君が代」斉唱を巡るすったもんだがテーマです。やーやー興味津々の展開となりそうですねー!

 先行予約の案内が届きました。電話予約のみ。締切りは27日(月曜日)午後10時。昨年は補助席観劇となりましたので、今回はきばって電話します。週末にはブログにつながない人も多いと思いますが、これをご覧になって参加を希望される皆さんは、コメント書き込み、ないしはメールでの連絡をお願いいたします!

 枚数確認は27日朝8時50分におこないます。とりあえず、そこまでに届いた参加者数で、予約します。

 公演は昼夜2回ですが、昼(13時〜)の部を申し込むつもりです。

忙中忙忙(笑)

 あっという間に土曜日。9時には仕事(講座)にでかけなければならないので、30分で書けるところまで書く。文章/編集講座ではいつも、「取材から2、3日、ないしは1週間たってもまだ印象に残っていることを軸に原稿を書こう=それがポイントだと思って間違いない)と話している。忘れるようなことなら大したことないのだ、と。もちろん、インタビュイーにとっては大事なことが抜けているかもしれないが、原稿は取材する側とされる側との「関係」の中で産まれて来るものなので、相手の意向ばかり気にする必要はないのだ。

 ……というわけで、覚えていることだけを書く。

 月曜日:
 仕事先の大学で学生と個人面談。時間切れで6人ほど残ったが、やってよかったと痛感している。「今の学生は幼い」と指摘する人は多いが、それならば、幼い「生徒たち」に接するように学生とも接するべきではないか。彼らの大半は専任教員と非常勤の違いも認識しておらず、あれやこれや質問してきた。答えられる私も変だが(このへんが、私の特異性)、総じて彼らにはプラスになったと自負している。ま、その結果、来週からは学生を3〜4グループに分けて(おおむね進路希望別)別の課題を出すという仕事を自分に課すことになったのだが(頑張れよ>わたし)。続きを読む

明日が勝負だ(?)

 昼食後、仕事先の最寄り駅近くにある図書館でうろついていたら、いきなり「井上さん!」と呼ばれた。あれま〜、なんたる奇遇でせう! 大学の友人、まいちゃんである。22日締切りのレポートを書くために、参考資料を探しに来たという。

 私は大学の図書室で調べ終えていたが、せっかく会ったので、アレコレおしゃべりしながら一緒に本を探す。まいちゃんは夕方6時から居酒屋でバイトだというので、それまでの時間をドトールで過ごしたあと、彼女は自転車でバイト先へ、私は徒歩でその店に向かった。

 阪神間にはおしゃれなブティックが多い。居酒屋への道すがら、ディスプレイのセンスのいい店を発見。食器、バッグ、雑貨、衣類を置いている店に、ついふらふらと入り込む。あのベストもこのカットソーも私好みだわんと、あれやこれやをためつすがめつする私。午前中の講座でもらった謝金があるので、つい気が大きくなる。しかーし、ビンボー人に、ブティックで服を買う経済的余裕はない。やばいぜやばいぜ、と、15分ほどかけてどうにか購買欲をなだめることに成功し、手ぶらで店を出ることができた。偉いぞ私!(笑)続きを読む

誰に読まれているのか(笑)

 水曜夜は塾のバイトがない、ので、アンドレさん、みょうがさんと行って以来、久しぶりに、ねぎ焼きやまもとにでかけた。ら、ら、ら、らっきぃ〜! 開店40周年記念イベントの最終日で、飲み物がすべて40円で提供されていた。「生ビール中(大はない)」を注文したのは言うまでもない。おいしい豚ねぎを食べて、ビール飲んで、千円札からお釣りがもらえるなんてねー。

 さて昨日は、講義中にびっくりすることがあった。学外からみえている講師の集中講義(2コマぶん行われる)の冒頭に、いきなり、このブログ(14日に書いた文章)が話題になったのだ。話の内容は、JR事故で2年次生が亡くなったことに関連…というよりは、講義に集中できず、メールやおしゃべりに余念のない学生への、講師からの苦言とアドバイスだったと受け取る方が正しいな。

 講義終了後、講師にうかがったところ、出席票の私の名前に見覚えがあったので、検索にかけてブログを見つけた、とのことだった。試しにいまやってみたら、277件ヒット。トップは、「うさぎやビルヂング」だった(笑)。続きを読む

乗りたくない

 今夜ブログに書くことをつらつら考えてはいたのだけれど、帰宅後、ニュースサイトで「19日にJR福知山線運転再開」と見たとたんに、「絶対乗りたくない」と口走っていた。

 毎週金曜の午前中、伊丹で講座を担当している。予定ではJR東西線ー福知山線ルートで通う予定だったが、あの事故がおきたため、大阪駅でJRから阪急に乗り換え(移動だけで約10分かかる)、阪急塚口駅と会場の往復にはタクシーを使うことになった。福知山線が復旧したからといってJRに乗る必要はないのだが(タクシーチケットはすでに全回分受け取っているし)、それでも背筋に寒いものを感じた。運転再開して大丈夫なのかJR? やるべきことは本当に全部やったのかJR?! 私はちっとも信頼できないぞ。

 私の通う大学の2年次生も1人、犠牲になった。にしこっち(12日のブログにコメントをくれた大学の友人)はサークルで彼女のセンパイだったから、お葬式に参列した後、学校に来ていた(紺のスーツ姿だった)のを覚えている。

 総合情報学部の学部長は、講義中は寒〜いダジャレを飛ばして大半の学生諸君に「引かれている(笑)」が、追悼メッセージにはその人柄がとてもよく表れていて、心を打たれた。続きを読む

70×0.6+{30+(−15)−(−9)}=?

 雨音で目覚めた土曜日。梅雨入りである。この春は雨が少なかったので、農家を始めとして、雨を歓迎している人は多いだろうね。
 今日(日曜日)は、宅急便のピンポンで1日が始まった。カタログで注文していたマガジンラックの配達日を、今日午前中に指定していたのだ。

 …そしたらまあ、もうひとつ別の荷物もいっしょにやってきた。うふふ、もうついたのねっ! その中味については、6月15日以降に紹介する(なーんてもったいぶったりして。笑)。

 さて、タイトルにあげた問題、うさぎや読者の大人の皆さんなら簡単に解けるだろう。70×0.6=42、{30+(−15)−(−9)}=30−15+9=24、したがって、42+24=66。では、−(−9)がカッコを外せば+9になることを、負の計算を初めて行う中学1年生に納得させるには、どういう説明をすればいいだろう。

 中1の1人の男子が、ここでつまづいた。たいていの子は、−(−○)は+○になる、と、機械的に覚えて素通りするのだが、小学校の算数がとてもよくできた(6年の時から塾に来ている)彼は、教科書の説明にも塾のテキストの解説にも納得しない。どちらも数直線を使った解説だが、たしかにわかりにくい。
納得しなければ進まない粘り強さはすごいなぁ〜と感心しつつ、教える側としてはそうも言ってられないので、この2か月というもの、どう教えるべきか、考え続けてきた。

 今回、タイトルの式を使って説明したところ、ようやく、うんうんうなづいて、問題が解けるようになった。次回にもう一度確認しなければ確かなことは言えないけれど。私の行った説明はこうである。
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プロフィール

はね奴

京都市在住。本・雑誌・DVDの企画・制作。エッセイ講座講師。20代から、労働運動と女性運動の重なる領域に生息。フェミとは毛色が異なる。

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