今は12月30日の昼下がり。年内の仕事は28日夜で終わったので、がんばって夜中に更新しようと思ったのだが、先日のありちゃんの書き込みに刺激されて(←言いわけ。笑)、ゆーちゅーぶを観まくっていたら、明け方になっていた。全日本選手権での、真央ちゃん、ミキティ、高橋くん、ついでにトリノオリンピックでの荒川選手の演技(もう数十回は観ている!)まで、それぞれ何度もリピートしてしまったのだ。
私のスケート歴は22歳ぐらいでストップしている。当時、左京区郊外の八瀬遊園地に屋外スケートリンクがあって、そこに滑りに行っていた。といっても、手すり磨きが8割(苦笑。中央で滑るのは怖いので、いつでも手すりにつかまれる周辺でそろそろと滑るのである)。とりあえず滑れますレベルにとどまっていた。あー、そういえば、下宿の近くにできた「高野アリーナ」でも何度か遊んだことがあるなー。いまはもうこのスケート場はなくなっているけれど(ショッピングセンターになったらしい)。
そんなレベルだから、フィギュアスケートの技術=回転の種類がどうだとか、ストレートラインがこうだとか=はまったく分からず、ただ、一観客として、観ていて気持ちがいいかどうかだけが鑑賞&感想の基準である。
このところショートプログラムで失敗続きだった真央ちゃんが、転倒もなく素敵な演技を披露したあとのインタビューで、「(前の衣装でずっと失敗していたので)、衣装でも変えてみようかなと思って変えたのがよかったと思います」と語っていて、妙に納得した。彼女に限らず、ダサイ衣装で失敗するケースがとても多いような印象を抱いていたからだ。
トリノでの荒川選手の衣装(スカイブルーと濃青のツートンカラーで左右を分けていた)はとりわけ美しく彼女の演技を引き立てていたし、今回の真央ちゃんのショートの衣装も、おこちゃまから脱皮したきれいな衣装だった。
いつまで掲載されているか分からないけれど、とりあえずゆーちゅーぶは下記。
(日本人アナウンサーのしゃべりが超クサイのは、諦めてください。苦笑)
荒川選手のトリノでのロングプレイ
http://www.youtube.com/watch?v=etuXMmi2frg&NR=1
真央ちゃんのショートプレイ
http://www.youtube.com/watch?v=qGt7f--0dHw
そうそう、4回転ジャンプ2回を成功させた高橋くんのプレイも紹介せねば(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=ypja5wTBQsI
織田くんが出場を辞退したのも良かったと思う。彼に対するスケート連盟の処分は、国際競技は年内、国内戦は10月末まで出場停止、という変則的なもの。これには、来年の世界選手権に高橋くんと織田くんをともに代表として出場させたいという連盟の思惑があって、世界選手権の出場選手を決める今回の全日本選手権前に処分が解けるようにしていたわけだ。発想がせこい。
全日本に出場しなかった織田くんは世界選手権への出場もなくなったわけだが、それはそれですっきりしていていい。来年以降、活躍の場はいくらでもあるからねー。
織田くん関係では、彼と一緒にサウナに入って焼肉を食べてビールを飲んでいた関大の教職員3人に何らかのおとがめがあったという話は聞かない(ウェブサイトにもお知らせなどはない)。ま、有名人との関係は特別ということでんな。
そして昨日29日。まだDVDクリーナーは購入していないのだが(ヨドバシに行く時間が取れない)、試しにDVDを入れてみたら、すんなりと認識してくれた。あれれれれーというわけで、ひさーしぶりに『2001年宇宙の旅』を観始める。
いや、びっくりした。初めてのセリフが出てくるのは、映画が始まって30分も経ってからだったのねー。3時間以上ある長編なので、まだ前半しか観ていない。今日、掃除洗濯がそれなりにできたら、ご褒美に後半を観てもいいことにしてあげるぜ>私(笑)。
最近は、「洗濯物は夜室内に干す」がすっかり定着している。この晩秋から冬にかけては空気の乾燥した日々が続いていたが、11月中旬にビル暖房が始まって以来、乾燥が一層ひどくなり、朝起きると唇がカパカパにかさついてしまっていた。もちろん、寝る前に暖房のスイッチは切るが、それでも暖かい分だけ乾燥するようなのだ。
そこで、ふと思いついて、寝る前に洗濯物を干してみた。そして翌朝…、唇の荒れがひどくない。ほとんどの洗濯物(下着や小物、カットソー)は乾いている。それほどに室内の湿度が低いわけだ。加湿器を買う予定はないので、当分は、洗濯物を簡易加湿物(?)として活用しよう(笑)。
* * *
今夜から冷えが一段と強まり、雪も降るらしい。そんななか、我々は明朝、大雪の予想される北陸に向かって出発する。メンバーはいつも通り、夫の母、夫の弟と姪っ子、私たち夫妻の5人。大晦日と元旦は温泉を楽しみ、元日の夜は、夫の母宅で(たぶん)しゃぶしゃぶ大会である(夫の母と同居しているお姉さん一家は、別荘でスキー三昧だと思われる)。
そんなわけで、おせち料理は作らず、年賀状も出さない、いつもと変わらぬ休日をだらだら過ごしているところだ。
* * *
塾の仕事は、新年早々、1月19日の主要私立中学受験(A日程、1次試験)に向けて、最後の「追い込み」に入る。
「公立でいじめられるのがいやだから」私立に行くという少年たちの中には、まだ馬力のかかっていない者もいる。大丈夫ですかと主任さんに尋ねたら、「第1志望の2次試験にも落ちた場合は、今の成績で合格できる他県の私立中学校に行かせると、親御さんがおっしゃっています」とのこと。
ここまで敬遠される公立中学とはナンだ?! という気分になってしまう。たしかにこの少年は個性が強く、見ようによっては「超生意気」なので、同級生のみならず、教師にも嫌がられる可能性は高いが。少人数制の私学なら、それをふまえてフォローしてもらえるということ? 私学には学級崩壊もいじめもないのか??
「塾で一番怖いのは井上先生」と語っている生徒ちゃんがいるそうだが(わはは)、その彼は最近がぜんやる気を出して、私に叱られても叱られても食いついてくる。せめて半年前からこうであれば、第1志望校に合格できる力をつけられたのにねぇー。
チック少年は厳しい状況にある。母親は「奇蹟を信じて受験させます」の一点張り。塾頭さんがチックのことを話しても、これまでは「家ではそんなことありません」と答えていたが、最近になって、2カ月近くも前に小学校の担任の先生に呼び出され、「受験勉強に追いつめられてかなり参っています」と、授業中の落ち着きのなさを指摘され、対応を変えるよう促されていたことがわかった。それでも母親は「お受験」をやめようとはしない。
この少年、小学校での成績は上位である。現在の成績で合格できる私立中学校はいくつもある。実際、塾に来た当初は、比較的評判がよく合格可能性の高い、某私学を受けさせるとの話だった。ところが、同じ小学校からその私学を受験する生徒が何人もいると分かると、「そんなところにはやりたくない」と、母親が超難関校に志望校を変えた。本人の意思はまったく入っていない。
去年、T学園の生徒が自宅に放火して義理の母親と弟・妹を死なせるという事件があった。父親に追いつめられた結果の行為だったというが、くだんの少年を見るたびに、この事件のことが頭をよぎる。いまは健気に母親の期待に応えようと「がんばっている」が、緊張の糸が切れたとき、誰が支えてやれるのか…。
* * *
そうそう、T学園の生徒の事件を素材にした自称ノンフィクション本が発行された後、著者に秘密を漏示したとして、精神鑑定医が逮捕・起訴された件についてひとこと書いておこう。出版社や諸団体が、医師の逮捕起訴は「表現の自由」を侵害する「国家権力の介入」であるとして、抗議声明を出している。「正論」ではあろうが、私はそれにすんなり同意できない。この医師は脇が甘かったと言わざるを得ないし、それ以上に、著者に「?」があるからだ。
この本がまだ書店に平積みされていたころ、例によって私は立ち読みした。とても不快になった。この著者に、事件の背景を社会的問題として真摯にとらえようとの意図があるとも、取材源を秘匿する意志があるとも、思えなかった。売名(と、それに伴う収入)が目的なのでは? との疑問が生じた。
帰宅後、ウェブサイトで調べたところ、案の定、あるわ、あるわ、彼女を批判したサイトが(苦笑)。この女性、法務教官時代に、神戸の連続殺傷事件の加害者A少年の担当だったという。で、彼が医療少年院を退院するのに合わせて、その「矯正記録」を出版している。佐世保で少女が同級生を殺した事件に関する本も出版している。世間の注目を集めた少年少女の事件を取材・出版することで、内容の質にかかわらず「注目」されるというわけだ。
しかし、科学的根拠のまったくない主張をして「トンデモ本」に指定されたり(苦笑)、某ノンフィクション賞にノミネートされたにもかかわらず盗作疑惑が浮上して賞を逃したり、取材の過程でトラブルを起こし、被害を受けたという「元親友」に「告発する会」を作られたりしている。告発の内容は(も?)「被害者」のネタを横取りしたというものだ。ほへほへほー。
* * *
おっと、もう8時半だ。なんと、6時間もパソ前に座り続けていたことになる。ブログを書く合間合間にメールをチェックしたり、あちこちのサイトを見に行ったりもしてるので、実質的にブログを書いている時間はうんと短いのだけれど。
お腹が空いてきたので、これから夕飯の支度に入る。これが今年最後の更新になるかもしれない。
皆さんの迎える新年が穏やかで心地いいものでありますように!!
2007年12月30日 はね奴
私のスケート歴は22歳ぐらいでストップしている。当時、左京区郊外の八瀬遊園地に屋外スケートリンクがあって、そこに滑りに行っていた。といっても、手すり磨きが8割(苦笑。中央で滑るのは怖いので、いつでも手すりにつかまれる周辺でそろそろと滑るのである)。とりあえず滑れますレベルにとどまっていた。あー、そういえば、下宿の近くにできた「高野アリーナ」でも何度か遊んだことがあるなー。いまはもうこのスケート場はなくなっているけれど(ショッピングセンターになったらしい)。
そんなレベルだから、フィギュアスケートの技術=回転の種類がどうだとか、ストレートラインがこうだとか=はまったく分からず、ただ、一観客として、観ていて気持ちがいいかどうかだけが鑑賞&感想の基準である。
このところショートプログラムで失敗続きだった真央ちゃんが、転倒もなく素敵な演技を披露したあとのインタビューで、「(前の衣装でずっと失敗していたので)、衣装でも変えてみようかなと思って変えたのがよかったと思います」と語っていて、妙に納得した。彼女に限らず、ダサイ衣装で失敗するケースがとても多いような印象を抱いていたからだ。
トリノでの荒川選手の衣装(スカイブルーと濃青のツートンカラーで左右を分けていた)はとりわけ美しく彼女の演技を引き立てていたし、今回の真央ちゃんのショートの衣装も、おこちゃまから脱皮したきれいな衣装だった。
いつまで掲載されているか分からないけれど、とりあえずゆーちゅーぶは下記。
(日本人アナウンサーのしゃべりが超クサイのは、諦めてください。苦笑)
荒川選手のトリノでのロングプレイ
http://www.youtube.com/watch?v=etuXMmi2frg&NR=1
真央ちゃんのショートプレイ
http://www.youtube.com/watch?v=qGt7f--0dHw
そうそう、4回転ジャンプ2回を成功させた高橋くんのプレイも紹介せねば(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=ypja5wTBQsI
織田くんが出場を辞退したのも良かったと思う。彼に対するスケート連盟の処分は、国際競技は年内、国内戦は10月末まで出場停止、という変則的なもの。これには、来年の世界選手権に高橋くんと織田くんをともに代表として出場させたいという連盟の思惑があって、世界選手権の出場選手を決める今回の全日本選手権前に処分が解けるようにしていたわけだ。発想がせこい。
全日本に出場しなかった織田くんは世界選手権への出場もなくなったわけだが、それはそれですっきりしていていい。来年以降、活躍の場はいくらでもあるからねー。
織田くん関係では、彼と一緒にサウナに入って焼肉を食べてビールを飲んでいた関大の教職員3人に何らかのおとがめがあったという話は聞かない(ウェブサイトにもお知らせなどはない)。ま、有名人との関係は特別ということでんな。
そして昨日29日。まだDVDクリーナーは購入していないのだが(ヨドバシに行く時間が取れない)、試しにDVDを入れてみたら、すんなりと認識してくれた。あれれれれーというわけで、ひさーしぶりに『2001年宇宙の旅』を観始める。
いや、びっくりした。初めてのセリフが出てくるのは、映画が始まって30分も経ってからだったのねー。3時間以上ある長編なので、まだ前半しか観ていない。今日、掃除洗濯がそれなりにできたら、ご褒美に後半を観てもいいことにしてあげるぜ>私(笑)。
最近は、「洗濯物は夜室内に干す」がすっかり定着している。この晩秋から冬にかけては空気の乾燥した日々が続いていたが、11月中旬にビル暖房が始まって以来、乾燥が一層ひどくなり、朝起きると唇がカパカパにかさついてしまっていた。もちろん、寝る前に暖房のスイッチは切るが、それでも暖かい分だけ乾燥するようなのだ。
そこで、ふと思いついて、寝る前に洗濯物を干してみた。そして翌朝…、唇の荒れがひどくない。ほとんどの洗濯物(下着や小物、カットソー)は乾いている。それほどに室内の湿度が低いわけだ。加湿器を買う予定はないので、当分は、洗濯物を簡易加湿物(?)として活用しよう(笑)。
* * *
今夜から冷えが一段と強まり、雪も降るらしい。そんななか、我々は明朝、大雪の予想される北陸に向かって出発する。メンバーはいつも通り、夫の母、夫の弟と姪っ子、私たち夫妻の5人。大晦日と元旦は温泉を楽しみ、元日の夜は、夫の母宅で(たぶん)しゃぶしゃぶ大会である(夫の母と同居しているお姉さん一家は、別荘でスキー三昧だと思われる)。
そんなわけで、おせち料理は作らず、年賀状も出さない、いつもと変わらぬ休日をだらだら過ごしているところだ。
* * *
塾の仕事は、新年早々、1月19日の主要私立中学受験(A日程、1次試験)に向けて、最後の「追い込み」に入る。
「公立でいじめられるのがいやだから」私立に行くという少年たちの中には、まだ馬力のかかっていない者もいる。大丈夫ですかと主任さんに尋ねたら、「第1志望の2次試験にも落ちた場合は、今の成績で合格できる他県の私立中学校に行かせると、親御さんがおっしゃっています」とのこと。
ここまで敬遠される公立中学とはナンだ?! という気分になってしまう。たしかにこの少年は個性が強く、見ようによっては「超生意気」なので、同級生のみならず、教師にも嫌がられる可能性は高いが。少人数制の私学なら、それをふまえてフォローしてもらえるということ? 私学には学級崩壊もいじめもないのか??
「塾で一番怖いのは井上先生」と語っている生徒ちゃんがいるそうだが(わはは)、その彼は最近がぜんやる気を出して、私に叱られても叱られても食いついてくる。せめて半年前からこうであれば、第1志望校に合格できる力をつけられたのにねぇー。
チック少年は厳しい状況にある。母親は「奇蹟を信じて受験させます」の一点張り。塾頭さんがチックのことを話しても、これまでは「家ではそんなことありません」と答えていたが、最近になって、2カ月近くも前に小学校の担任の先生に呼び出され、「受験勉強に追いつめられてかなり参っています」と、授業中の落ち着きのなさを指摘され、対応を変えるよう促されていたことがわかった。それでも母親は「お受験」をやめようとはしない。
この少年、小学校での成績は上位である。現在の成績で合格できる私立中学校はいくつもある。実際、塾に来た当初は、比較的評判がよく合格可能性の高い、某私学を受けさせるとの話だった。ところが、同じ小学校からその私学を受験する生徒が何人もいると分かると、「そんなところにはやりたくない」と、母親が超難関校に志望校を変えた。本人の意思はまったく入っていない。
去年、T学園の生徒が自宅に放火して義理の母親と弟・妹を死なせるという事件があった。父親に追いつめられた結果の行為だったというが、くだんの少年を見るたびに、この事件のことが頭をよぎる。いまは健気に母親の期待に応えようと「がんばっている」が、緊張の糸が切れたとき、誰が支えてやれるのか…。
* * *
そうそう、T学園の生徒の事件を素材にした自称ノンフィクション本が発行された後、著者に秘密を漏示したとして、精神鑑定医が逮捕・起訴された件についてひとこと書いておこう。出版社や諸団体が、医師の逮捕起訴は「表現の自由」を侵害する「国家権力の介入」であるとして、抗議声明を出している。「正論」ではあろうが、私はそれにすんなり同意できない。この医師は脇が甘かったと言わざるを得ないし、それ以上に、著者に「?」があるからだ。
この本がまだ書店に平積みされていたころ、例によって私は立ち読みした。とても不快になった。この著者に、事件の背景を社会的問題として真摯にとらえようとの意図があるとも、取材源を秘匿する意志があるとも、思えなかった。売名(と、それに伴う収入)が目的なのでは? との疑問が生じた。
帰宅後、ウェブサイトで調べたところ、案の定、あるわ、あるわ、彼女を批判したサイトが(苦笑)。この女性、法務教官時代に、神戸の連続殺傷事件の加害者A少年の担当だったという。で、彼が医療少年院を退院するのに合わせて、その「矯正記録」を出版している。佐世保で少女が同級生を殺した事件に関する本も出版している。世間の注目を集めた少年少女の事件を取材・出版することで、内容の質にかかわらず「注目」されるというわけだ。
しかし、科学的根拠のまったくない主張をして「トンデモ本」に指定されたり(苦笑)、某ノンフィクション賞にノミネートされたにもかかわらず盗作疑惑が浮上して賞を逃したり、取材の過程でトラブルを起こし、被害を受けたという「元親友」に「告発する会」を作られたりしている。告発の内容は(も?)「被害者」のネタを横取りしたというものだ。ほへほへほー。
* * *
おっと、もう8時半だ。なんと、6時間もパソ前に座り続けていたことになる。ブログを書く合間合間にメールをチェックしたり、あちこちのサイトを見に行ったりもしてるので、実質的にブログを書いている時間はうんと短いのだけれど。
お腹が空いてきたので、これから夕飯の支度に入る。これが今年最後の更新になるかもしれない。
皆さんの迎える新年が穏やかで心地いいものでありますように!!
2007年12月30日 はね奴